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途中出場メッシの2ゴールでバルサがV王手、最短で8日にも優勝決定

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[5.5 リーガ・エスパニョーラ第34節 バルセロナ4-2ベティス]

 リーガ・エスパニョーラは5日、第34節を行い、首位バルセロナはホームでベティスと対戦し、4-2で快勝した。2-2の後半11分から途中出場したFWリオネル・メッシが2ゴール。2試合ぶりの勝ち点3を手にしたバルセロナは勝ち点を88に伸ばし、2シーズンぶりのリーグ制覇に王手をかけた。

 1日の欧州CL準決勝第2戦でバイエルンに0-3で敗れ、2試合合計0-7という屈辱的なスコアで敗退したバルセロナ。中3日で迎えたこの日も前半2分に先制点を許す最悪の立ち上がりとなった。前半9分、MFアンドレス・イニエスタの左クロスにFWアレクシス・サンチェスがダイビングヘッドで合わせ、すぐに追いついたが、同43分にミドルシュートで2失点目。前半は1点ビハインドで折り返した。

 バルセロナは後半11分、MFシャビ・エルナンデスのサイドチェンジを受けたDFダニエウ・アウベスの右クロスからFWダビド・ビジャがヘディングシュート。前半から再三、決定機を外していたビジャがようやく同点ゴールを決め、2-2に追いついと、直後にビジャに代わってメッシがピッチに入った。

 バイエルンとの第2戦はベンチ入りしながら出場しなかったメッシ。出場から4分後の後半15分、右45度の位置から左足で直接FKをゴール右上隅に流し込んだ。エースの出場試合21試合連続ゴールが勝ち越し弾。3-2と逆転すると、同26分にはメッシのパスをイニエスタがヒールで流し、PA内右に走り込んだサンチェスの折り返しをメッシが押し込んだ。メッシの今季通算46ゴール目がダメ押しゴールとなり、ベティスを4-2で下した。

 残り4試合で2位レアル・マドリーとの勝ち点差11をキープしたバルセロナは、次節12日のアトレティコ・マドリー戦に勝てば、いよいよ2シーズンぶりの優勝が決まる。ただ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝の関係で日程が繰り上がっているレアルが8日のマラガ戦で引き分け以下に終わった場合、その時点でバルサの優勝が決定する(バルセロナは8日に試合はない)。さらにレアルがマラガに勝っても11日のエスパニョール戦で引き分け以下に終われば、やはり12日のアトレティコ・マドリー戦を前にバルセロナの優勝が確定することになる。


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