マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が今夏限りで退団する可能性が報じられた。「真剣に引退を考えている」と『テレグラフ』や『タイムズ』が伝えると、英国各メディアも追随して報道。今週末にも発表される可能性もあるとしている。

　現在71歳のファーガソン監督。1986年からユナイテッドを指揮し、プレミア・リーグを13度制覇するなど、数々のタイトルを獲得してきた。またMFデイビッド・ベッカム(現パリ・サンジェルマン)やFWクリスティアーノ・ロナウド(現R・マドリー)ら数多くのスター選手を育て上げ、名実ともに名将と呼ばれる存在であり続けている。

　しかし『テレグラフ』も指摘したとおり、健康面の不安があるもの確かだ。先日、英『BBC』などが今夏にでん部手術を受けることになったと報道。今夏行われるアジアツアー終了後に手術が行われることが判明している。

　日本代表MF香川真司にとっても影響しかねない同監督の去就。老将の口から正式に発表されるのを待つしかない。

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