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引退発表のファーガソン「決断は軽くなかった」

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 マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が今季限りので引退を公式サイトで発表した。1986年から指揮を執る同監督。26年間でリーグタイトルを13度獲得するなど、功績はイングランドのサッカー史に燦然と輝くものになった。
 
「引退するかの判断は、とても大きく、軽くないものだった」。ファーガソン監督は苦渋の決断だったことを明かす。「私にとって、できるだけ強いチームを残すことが重要だった。それは達成できたと信じている」と今後のユナイテッドの成功を案じた。

「過去そして現在所属する選手やスタッフには多くの記憶に残る勝利を挙げてくれたことに感謝している」。MFデイビッド・ベッカム(現パリ・サンジェルマン)やFWクリスティアーノ・ロナウド(現R・マドリー)といったスター選手を育て上げ、名将の名を欲しいままにした同監督。今後はクラブのディレクターと大使の両方の役割を担うことになるといい、「楽しみだ」と話している。

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