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ベニテス、誤審騒動に「判定については話さない」

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ローマ戦で自身も不満は口にしなかったと強調

 ナポリは30日、セリエA第10節でフィオレンティーナと対戦し、敵地で2-1と勝利を収めた。議論を呼んだ終盤のジャッジについて、ラファエル・ベニテス監督は試合後、評価は下さないと語った。

 FWカジェホンのゴールで先制したナポリは、一度は追いつかれたものの、FWドリエス・メルテンスの初ゴールで前半のうちに勝ち越す。終盤、DFクリスティアン・マッジョの退場で数的不利となりながらも、逃げ切ったナポリは、翌日に試合を控える首位ローマに重圧をかけている。

 試合後に話題となったのは、アディショナルタイムにMFフアン・クアドラードがMFギョクハン・インレルにペナルティーエリア内で倒された場面だ。主審の判定は、クアドラードのシミュレーション。フィオレンティーナにPKは与えられず、クアドラードはこの日2枚目のイエローカードを出され、退場となった。同選手は次節ミラン戦で出場停止となる。

 フィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、判定よりもパフォーマンスを分析するとしたが、選手たちは怒りをあらわにしている。これに対し、ベニテス監督は試合後のイタリア『スカイ』のインタビューで、次のように語った。

「クアドラードへのプレーはフィオレンティーナのPK? 私はローマ戦で判定について話さなかった。メルテンスに対するPKがあったかもしれないプレーについて、話さなかった。審判団の責任者がある。彼が話せばいい」

「審判のことは話したくない。試合のことしか話したくないよ。我々はディフェンスラインの裏を生かすことで勝利した。ポゼッションもできたし、とても難しい場所で最大限の結果を出そうとしたんだ。(ゴンサロ・)イグアインは良くなってきている。彼が全力を出せるようにしようとしているよ」


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