beacon

リーグ再開前最後の試合で6発圧勝、クロップ「弱点を全く見せなかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ブンデスリーガのドルトムントは23日、リーグ戦再開前最後となる練習試合を行い、デュイスルブルクに6-1で快勝した。DFマッツ・フンメルス、DFネベン・スボティッチ、MFイルカイ・ギュンドガン、GKロマン・バイデンフェラーと攻守の主力が離脱中でも力の差を見せつけた。

 試合後、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督は「新たなケガ人が出なかったのは幸運だった。最後のテストマッチで圧勝し、弱点を全く見せなかった」とチームを称賛。「守備についてはいくつか課題が残ったが、ブンデスリーガ再開まで4日あることを思えば問題ない。気に入らない場面は2、3日中にビデオで確認する予定だ」とリーグ戦再開を見据えてコメントした。

 試合は前半8分にFWオーバメヤンが先制点を奪うと、同16分にはMFマルコ・ロイスのアシストからFWロベルト・レワンドフスキがゴール。同37分、40分と立て続けにMFヘンリク・ムヒタリアンが加点すると、4-0に突き放す。勢いは止まらずに前半終了間際の42分にはレワンドフスキがこの日2点目。45分に失点するも、5-1で前半を折り返した。

 後半にはGKランゲラク以外の10選手を交代。その後も相手を圧倒すると後半22分にはMFスベン・ベンダーのクロスからFWユリアン・シーバーがゴール。そのまま試合は終了し、6-1の圧勝だった。

「最終的な仕上がりは数日中にはっきりするだろう。25日の試合に向け、選手の状態を見極めることが私たちの仕事だ」と話すクロップ監督。中断前のリーグ戦では、ここ6試合で1勝4敗1分と負けが込み、3戦勝ちなし(1分2敗)の状況だった。再開初戦のホーム試合、アウクスブルク戦ではなんとしてでも勝利をつかみたいところだ。


▼関連リンク
ブンデスリーガ2013-14特集

TOP