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C・ロナウドが一発退場…レアルの公式戦連勝は10でストップ

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[2.2 リーガ・エスパニョーラ第22節 ビルバオ1-1R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは2日、第22節を行い、レアル・マドリーは敵地でビルバオと対戦し、1-1で引き分けた。レアルの公式戦連勝は10でストップ。公式戦連続無失点も8試合で止まった。

 前半1分、相手GKのクリアボールを拾ったFWクリスティアーノ・ロナウドが左足のロングシュートを狙う。挨拶代わりのシュートとなったが、その後はホームのビルバオが試合のペースを握った。立て続けにピンチを招いたレアル。それでも前半をスコアレスで折り返し、後半は逆に流れを引き寄せた。

 MFルカ・モドリッチが強烈な右足ミドルを放ち、MFシャビ・アロンソの浮き球のパスをC・ロナウドが右足ダイレクトボレーで狙う。後半の立ち上がりから決定機をつくると、後半20分、FWカリム・ベンゼマのスルーパスから左サイドを抜け出したC・ロナウドが折り返し、ゴール前に走り込んだFWヘセ・ロドリゲスがスライディングシュートでゴールに流し込んだ。

 しかし、ビルバオもすぐさま反撃に出る。後半28分、途中出場のFWイバイ・ゴメスがFKを蹴ると、DFがクリアしたセカンドボールにイバイ・ゴメスが自ら詰めてダイレクトシュート。左ポストを叩いてゴールネットを揺らし、同点に追いついた。レアルにとってはこれが公式戦9試合ぶりの失点となった。

 1-1と試合は振り出しに戻り、直後の後半30分だった。ゴール前のポジション取りのあとC・ロナウドがMFカルロス・グルペギの顔面を手で軽くはたくような素振りを見せ、グルペギが転倒。MFアンデル・イトゥラスペがC・ロナウドに詰め寄り、小競り合いに発展した。主審はイトゥラスペにイエローカード、C・ロナウドにはレッドカードを提示。エースが一発退場となったレアルは勝ち越すことができず、一方のビルバオも10人相手に2点目を決めることができず、試合はそのまま1-1の引き分けに終わった。

 14年に入って公式戦8試合連続の完封勝利を飾っていたレアルだが、リーグ戦の連勝は5でストップ。勝ち点54でバルセロナと並んだものの、先に行われた試合でアトレティコ・マドリーが勝ったため、勝ち点を57に伸ばしたアトレティコが首位に立っている。


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