beacon

首位陥落危機のバルサ、「僕らは転んだが起き上がらなければ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.1 リーガ・エスパニョーラ第22節 バルセロナ2-3バレンシア]

 リーガ・エスパニョーラは1日、第22節を行い、バルセロナはホームでバレンシアと対戦し、2-3で敗れた。昨年12月1日のビルバオ戦(0-1)以来、7試合ぶり今季2敗目を喫したバルセロナ。2日に試合を控える2位アトレティコ・マドリー、3位レアル・マドリーの結果次第では首位から陥落する可能性がある。

 試合後の選手のコメントをクラブの公式HPが伝えている。DFダニエウ・アウベスは「僕らはゴールを決めたし、試合をコントロールしたが、その後、予想が覆された」と、試合を振り返った。

「試合のコントロールを握っていたときに、勝ち点3を逃がしてしまった。僕らは相手にチャンスを与えてしまったし、彼らはそれを見逃さなかった」

 前半7分に先制しながら同44分に追いつかれ、後半3分に逆転を許した。後半9分、FWリオネル・メッシのPKで追いつくが、直後に3失点目。1試合3失点は今季初だ。「ディフェンスだけの問題じゃない。どんなチーム競技も、だれもがディフェンスをしなければならない」と指摘する。

「僕らは転んだが、起き上がらなければならない。悔やんでいる時間はない」。勝ち点で並ぶアトレティコ、勝ち点1差のレアルの結果次第では3位にまで後退する。「現時点で首位を失ったわけではない。それを失うのは最後だ」。たとえ首位の座を明け渡しても、長いリーグ戦の最後に首位に立っていることが重要だと語る。

 リーグ戦でのホーム敗戦は12年4月21日のレアル・マドリー戦(1-2)以来、651日ぶりだ。MFセルヒオ・ブスケツは「長い間、負けていなかった。不運な負けだった」と悔やみ、「いいレベルに僕らはいなかった。言い訳はない。次の試合のことを考えるときだ」と気持ちを切り替えるべきだと強調した。


▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集

TOP