バレンシアに2-3敗戦

　1日のリーガエスパニョーラ第22節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのバレンシア戦を2-3で落とした。ヘラルド・マルティーノ監督は試合後、翌日に試合を控えるアトレティコ・マドリー、レアル・マドリーに順位を抜かれる可能性をつくったことへの落胆を表した。

　スペイン『EFE通信』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「厳しい結果だ。優勝の可能性が削がれたわけではない。が、これまでとは完全に違うリーグ戦が、これから始まることになる」

「開始から30分で試合が終わったような感覚があり、そのツケを払わされた。ちゃんと勝負を決めなければならなかった」

　この敗戦が、今後の試合に影響を及ぼすことは否定している。

「この敗戦の痛みが未来に影響することはない。我々は前へと進み続ける必要がある。来週にはレアル・ソシエダ、セビージャとの厳しい試合が待ち受けているのだからね」

「敗戦すれば、不安が我々を襲うことになる。リーガであれば、なおさらだよ。一回敗戦すれば、優勝の可能性がそのまま減るのだからね。しかしながら、今後も迷うことなく戦い続けなければならない」

　また、同日に亡くなったルイス・アラゴネス氏について問われると、「サッカー界における大きな喪失」と語っている。

---

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集