beacon

アトレティコが18年ぶり首位浮上、アラゴネス氏の追悼試合に快勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.2 リーガ・エスパニョーラ第22節 A・マドリー4-0ソシエダ]

 リーガ・エスパニョーラは2日、第22節を行い、アトレティコ・マドリーはホームでソシエダに4-0で快勝した。2連勝で13試合負けなし(10勝3分)とし、バルセロナを抜いて今季初の首位に立った。

 試合前には、1日に亡くなった前スペイン代表監督のルイス・アラゴネス氏の追悼式が行われた。現役時代、アトレティコで通算123得点を記録するなどストライカーとして活躍し、引退後もアトレティコなどで監督を務めたアラゴネス氏へ勝利を届けたい一戦は、勝てば首位浮上となる大一番だった。

 前半38分、カウンターからFWジエゴ・コスタの折り返しにFWダビド・ビジャが左足で合わせ、先制点。その後はなかなか2点目を奪えなかったが、後半27分、相手のパスミスを奪ったMFラウール・ガルシアからの1本のロングパスにジエゴ・コスタが抜け出す。右足でゴールに流し込み、待望の追加点を奪うと、2分後の後半29分にはMFコケの右CKにDFミランダが頭で合わせ、3-0と突き放した。

 後半42分には、ボルフスブルクから2年ぶりに復帰した途中出場のMFジエゴがダメ押しゴール。4-0の快勝で2連勝を飾った。18勝3分1敗の勝ち点57に伸ばすと、前日1日に勝ち点で並んでいた首位バルセロナが敗れたため、首位に浮上。優勝した96年以来、18年ぶりのリーグ戦単独首位に立ったアトレティコをバルセロナとレアルが勝ち点3差で追う三つ巴の構図となっている。


▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集

TOP