beacon

マルティーノ:「メッシの自尊心を損なえば相手が損する」

このエントリーをはてなブックマークに追加

2得点のエースを称賛

 9日のリーガエスパニョーラ第23節、バルセロナは敵地サンチェスス・ピスファンでのセビージャ戦に4-1で勝利した。試合後会見に出席したヘラルド・マルティーノ監督は、3点差による決着も厳しい一戦であったとの感想を口にしている。

 スペイン『スポルト』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「これだけの差がついたのは、自分たちがペースをつかんだ時間帯に決定機を物にしたからだ。しかし今日は0-2、2-2とされる可能性もあった。我々の開始から20分間のプレーは良いものではなく、後半に改善することができた。一方セビージャも、バルサと同様に5~6度の決定機を迎えた」

「チームが少し改善されたプレーを見せることを常に望んでいる。だがセビージャはアグレシッブで、打ち破るのが難しいチームだ。ライバルにも長所があり、バルサの良し悪しだけが問題ではないんだよ」

 バルセロナはレアル・マドリー、アトレティコ・マドリーと勝ち点57で並び、得失点差で首位に返り咲いた(当該対決による順位決めは全日程終了後)。

「1週間で首位の座を取り返せたことは、我々に落ち着きを与えてくれる。これから、3チームの中でミスを犯すチームが現れるのを見ることになる。それが我々とならないことを願うよ」

 この試合で2得点を記録したFWリオネル・メッシにも触れている。

「レオの調子についてはいろいろと話されてきたね。ただネガティブな意見が飛び交えば、彼の自尊心を損なうことになる。世界最高の選手の自尊心を傷つければ、問題を抱えるのは対戦するライバルとなるんだよ」

「彼はいつだって決定的な選手だ。相手の徹底的なマークにあったとしてもね。彼が相手の選手たちの注意を引きつければ、チームにとってはポジティブな状況が生み出される」

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2013-14特集ページ
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP