beacon

モウリーニョ、ペジェグリーニとの舌戦続く 今度は計算の仕方をレクチャー?

このエントリーをはてなブックマークに追加

タイトルを争う両指揮官のバトルは終わらず

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督とマンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督の間で舌戦が続いている。モウリーニョ監督は10日、ペジェグリーニ監督の指摘に反論し、チェルシーは今後10年を見据えてクラブ運営をしていると強調した。

 アーセナルとともに今季のプレミアリーグ優勝を争っているチェルシーとシティ。以前からチェルシーが今季の優勝を目標にしていないと主張するモウリーニョ監督は、先日も「タイトルレースは2頭の馬の争い」「チェルシーは仔馬」と話している。

 これに対し、ペジェグリーニ監督は、ロマン・アブラモビッチ氏がオーナーになってから大金を投じてきたことを指摘。「仔馬かもしれないが、リッチな仔馬だ」と反論した。

 モウリーニョ監督は先日、「馬の話は終わり」と述べつつ、「シティはジャガーだ。ジャガーに仮免中のプレートはつけられないだろう」とコメント。シティが優勝を狙える戦力を持つ一方、チェルシーはチームをつくっている段階だと改めて主張した。

 さらに、10日の会見でも、モウリーニョ監督はペジェグリーニ監督に言及。チェルシーの投資に関するペジェグリーニ監督の指摘に反論した。イギリス『BBC』が同監督のコメントを伝えている。

「(フアン・)マタは3700万ポンド、(ケビン・)デ・ブルイネは1800万ポンドで売った。あわせて5500万ポンドだ。(ネマニャ・)マティッチは2100万ポンド、(モハメド・)サラーは1100万ポンドで買った。だから、1月のマーケットで我々は2300万ポンドの黒字だったんだ」

「我々は今後10年のためのチームをつくっている。シティには、今勝つためのチームがある。彼らには経験とポテンシャル、力がある。そして、ファイナンシャルフェアプレーを心配していない。夏に彼らは買うだけだったからね。そこに計算機はいらないだろう」


▼関連リンク
プレミアリーグ2013-14特集ページ
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP