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アビダル:「検査のたびにがんを恐れている」

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D・アウベス、バルサ、バイエルンについて語る

 バルセロナ時代に肝腫瘍の手術で2度にわたって長期離脱したモナコDFエリック・アビダルが、現在も検査のたびに恐怖を感じていると明かした。

 2011年3月に肝腫瘍が見つかって離脱し、一度は復帰したものの、1年後に再び肝移植手術を受けて離脱を余儀なくされたアビダル。契約満了をもってバルセロナを退団し、今季からモナコでプレーする同選手は、『RAC1』で次のように語った。スペイン『マルカ』が伝えている。

「毎月検査に行っていて、行くたびに(がんが)出てくるんじゃないかと恐れている。今は以前より人生を楽しんでいるけどね。人々の模範となれていることを誇りに思う」

 肝移植を受ける際に肝臓提供を申し出た親友のバルセロナDFダニエウ・アウベスについては、このように述べている。

「ダニは素晴らしい男であり、素晴らしい選手だ。彼は僕の命を救うために肝臓提供を申し出てくれた。血液型が同じだから可能だったけど、僕は彼を僕と同じボートには乗せたくなかった。彼のことが大好きだからね。僕らが分かち合ってきたものは、一生続くんだ。彼がしてくれたことを、僕は決して忘れないよ」

 バルセロナを退団することになったアビダルだが、裏切られたとは感じていないと話している。

「誰も僕がクラブに残るとは言っていなかったからね。引退したらどうするかは分からないけど、バルセロナでキャリアを続けたい。特にコーチ業でね。僕は常にポジティブだったんだ。人生では、常に望むものを得られるわけじゃない。それは分かっていた。でも、バルセロナでの6年は素晴らしかったよ」

 バルセロナ退団後は、ペップ・グアルディオラ監督率いるバイエルン・ミュンヘン移籍の話もあった。

「ペップがオファーしてくれたんだ。僕の契約が終わるのを知っていたし、あそこには僕がよく知る(フランク・)リベリがいるからね。でも、簡単じゃなかったんだ。僕の計画は、スタートしたモナコでキャリアを終えることだった」
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