ベンフィカ監督が明かす

　ゼニトの新監督に、トッテナム前監督のアンドレ・ビラス・ボアス氏が就任することになるかもしれない。ベンフィカのジョルジ・ジェズス監督が明かしている。

　ゼニトは今月11日、ルチアーノ・スパレッティ前監督の解任を発表。現在は元ロシア代表MFのセルゲイ・セマク氏が暫定的にチームを率いている。

　正式な新監督としては、昨年12月にトッテナムの監督を解任されたビラス・ボアス氏が3年半契約で就任する可能性があるとロシアメディアが報道。ジェズス監督はこれを受け、15日の会見で次のように語ったとポルトガル複数メディアが伝えている。

「私はビラス・ボアスとは素晴らしい関係にある。彼とはよく話をしているし、昨日も話をしたよ。私が言っていいことなのかどうかは分からないが、彼はゼニトへ行くと言っていた」

　ロシア・プレミアリーグで現在2位のゼニトは、15日に行われた第21節CSKAモスクワ戦に敗れ、首位ロコモティフ・モスクワとの差を広げられてしまう可能性がある。19日にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでドルトムントと対戦し、ファーストレグでの2-4の敗戦からアウェーで奇跡の逆転を狙う。