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ローマが独自の新スタジアム計画を発表 総コストは1400億円

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ユベントスに続くセリエで2番目のスタジアム保有クラブの道へ

 ローマは26日、クラブ独自の新スタジアム建設の計画を発表した。2016-17シーズンからの使用を目指す。プロジェクトに関わるコストは10億ユーロに達するとのことだ。

 現在、ラツィオとともにスタディオ・オリンピコを使用しているローマ。だが、ジェームス・パッロッタ会長らが26日に発表した計画では、新スタジアムの建設には公的資金が投入されることはなく、ローマが独自で所有するスタジアムになるという。

 スタジアム建設そのものにかかるコストは3億ユーロだが、複合施設などを含めたプロジェクト全体では10億ユーロの資金を投じるとのこと。収容人員は5万2500人。だが、チャンピオンズリーグなどビッグイベントの才は6万人まで収容できるそうだ。オリンピコは陸上トラックがあるが、新スタジアムはサッカー専用となる。

 パッロッタ会長は2年で建設したいと話しており、ローマのイニャツィオ・マリーノ市長も「フランチェスコ・トッティらが2016-17シーズンからこのスタジアムでプレーできることを望んでいる」と語った。また、そのトッティは次のように興奮している。『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えた。

「とても素晴らしいプロジェクトだ。できるだけ短期間で完成することを願っている。僕らロマニスタ全員の家となる。たくさんの勝利を収め、ローマのクラブカラーを高みに連れていきたい」

 MFダニエレ・デ・ロッシもこのように喜びを語った。

「すごく興奮するね。スピーディーに工事が終わることを願っている。そしてその間、オリンピコでサポーターを喜ばせ、重要なトロフィーを獲得して新しいスタジアムに入れることを願っているよ」

 現在、セリエAでクラブが独自でスタジアムを所有しているのはユベントスのみ。そのユベントスは新スタジアムを使用するようになって2連覇中。今季も3連覇に迫っている。ローマもユベントスに続けるか、注目されるところだ。


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