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ローマ、キエーボのミスを逃さず連勝

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敵地で2-0

 22日に行われたセリエA第29節、キエーボ対ローマの一戦は、2-0でアウェーのローマが勝利した。

 残留争い中のキエーボから勝ち点3を獲得して2位の座を固めたいローマは、前半から主導権を握る。なかなか決定機をつくることはできなかったが、17分に幸運な形で先制した。

 ピッチ中央から前線に長いボールが出ると、キエーボは最終ラインのチェサルがヘディングでバックパス。このボールを狙っていたジェルビーニョがGKの前でボールに追いつき、あっさりゴールに流し込んだ。

 その後もキエーボは不安定だった。32分には、同じ過ちであわや2失点目というピンチを迎える。今度はダイネッリの軽率なバックパスをデストロに拾われた。しかし、デストロは角度の薄いところからのシュートとなり、枠におさめることができない。

 それでも、42分にはローマが2点目を奪う。敵陣中央でボールを持ったタッデイが、そのまま縦にスルーパスを送ると、フリーで抜け出したデストロが右足でシュート。ゴール右隅に決めて、2ー0でハーフタイムに入った。

 後半、ローマはマイコンが前半のダメージで下がり、トロシディスが投入される。2点を追うキエーボは、ストイアンからルビンに代わり、4ー1ー4ー1だったシステムを3ー5ー2に切り替えた。

 しかし、後半はなかなか動かない。キエーボは70分に投入されたオビンナが何度か好機に絡むも、デ・サンクティスに止められるなどして得点にはならなかった。

 結局、前節ウディネーゼ戦で2失点したローマは再び堅固な守備を取り戻し、クリーンシートで逃げ切りに成功。3位ナポリとの勝ち点差を暫定で6とした。

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