守備的な戦いだとして苦言

　マンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は、チェルシーの守備的な戦いぶりはビッグチームにふさわしいものではないとして苦言を呈し、チェルシーが優勝すれば「非常に残念」だと述べている。

　残り数試合となったところで、シティとチェルシー、および首位リバプールが激しい優勝争いを繰り広げているプレミアリーグ。13日にはシティがリバプールのホームに乗り込んでの直接対決が行われる。

　リバプールはここまで33試合で90ゴール、シティは31試合で84ゴールを記録。これに対してチェルシーは、リーグ最少の失点数を誇りながらも、得点数は33試合で65ゴールと上記2チームに大きく離されている。

　リバプール戦を前にペジェグリーニ監督が語った言葉を、イギリス複数メディアが伝えている。

「(チェルシーが優勝すれば)フットボールにとって、ファンにとって、すべての人々にとって非常に残念なことだ。最も魅力的なフットボールが報われ、多くのゴールを決めることが報われるべきだと思う」

「良い守備をすることが重要ではないと言っているわけではない。フットボールは攻撃と守備の両方だ。だが私は、ビッグチームはビッグチームらしくプレーしなければならないと思う」

　リーグ1位と2位のゴール数を記録している2チームが対戦する13日の試合では、優勝を争うにふさわしいとペジェグリーニ監督が考えるような攻撃的な戦いが見られるだろうか。

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