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5連勝も進退騒がれるセードルフ 「自分の道を進む」

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EL出場権獲得に迫ったことへは満足

 ミランは19日、セリエA第34節でリボルノと対戦し、ホームで3-0と勝利を収めた。クラレンス・セードルフ監督は試合後、去就に関する質問はクラブにすべきだと話している。

 FWマリオ・バロテッリのゴールで前半に先制したミランは、後半にMFアデル・ターラブトとFWジャンパオロ・パッツィーニが加点。5連勝を飾り、6位パルマに勝ち点で並んでいる。不本意なシーズンとなったミランだが、ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に近づいているところだ。

 だが、1月に就任したセードルフ監督は進退が騒がれ続けている。アドリアーノ・ガッリアーニCEOは19日に否定したが、クラブ首脳陣やイタリア人選手たちとの関係不和も噂されているところだ。ミランが新たな指揮官を探しているという噂も後を絶たない。

 セードルフ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「私は私の道を進む。それ以外のことはクラブと話してくれ。クラブが明確な立場を表さないのはなぜか? それもクラブに聞いてくれ」

「私はできるだけ勝ち点を挙げ、来季に向けて準備をしようとしている。契約書にサインしたときに求められたようにね。クラブから指示を受けるまで、私は私の道を行くよ」

 セードルフ監督はEL出場に向けて次のように続けた。

「順位が士気を高めてくれている。我々はELに大きく近づいた。今日は大きく前進したね。残り4試合で決まる。今はこの勝利を喜ぼう。チームはパーソナリティーのあるプレーをした。ダービー? その前にローマ戦がある。正しい姿勢で臨もう。さらに重要な結果を残したいからね」

 また、セードルフ監督はバロテッリについて、「今の彼にはとても満足している。彼は非常に成長しているよ」と賛辞を送っている。


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