「ブラジルに行けないかもとは考えなかった」

　フィオレンティーナFWジュゼッペ・ロッシは、6日のサッスオーロ戦で昨年12月以来となるゴールを挙げた。ブラジル・ワールドカップ(W杯)出場に向け、同選手はポジティブな姿勢を見せている。

　セリエA得点ランク首位を快走していた1月のリヴォルノ戦でひざを負傷し、再び長期離脱を余儀なくされたG・ロッシ。だが、地道にリハビリを続けた同選手は、シーズン終盤戦での復帰を果たし、さらにサッスオーロ戦ではゴールも取り戻した。

　チェーザレ・プランデッリ監督がG・ロッシを招集するかどうかはまだ分からない。7日の会見で、選手は次のように話している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「代表のためには、プレーで自分が好調であること、代表の助けになれることを示さなければならない。まずはフィオレンティーナでうまくやらないとね。次のリヴォルノ戦に勝ち、4位を確定させて、トリノ戦でできるだけ良いシーズンの締めくくりとしなければならない」

「W杯出場は夢だよ。ブラジルに行けないかもしれないということは考えなかった。僕はいつもポジティブ・シンキングなんだ。本当につらい日々だったけど、たくさんのトレーニングと、理学療法士の助け、家族やチームの支えで、今は好調だ。ひざは大丈夫だよ。まだ90分は無理かもしれないけど、それは改善できる」

---

▼関連リンク
セリエA2013-14特集