リッピやディアマンティの後を追うのか

　イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ジェノアFWアルベルト・ジラルディーノが、中国の広州恒大への移籍に迫っているようだ。

　ジラルディーノは先月も広州恒大への移籍が報じられた。広州恒大はイタリア人のマルチェッロ・リッピ監督が率い、ジラルディーノの元チームメートであるMFアレッサンドロ・ディアマンティが所属するクラブだ。

『ガゼッタ』によると、広州恒大はジラルディーノと交渉し、金銭面の問題だけでなく、選手が懸念していた家族の生活面でも説得に成功したとのこと。

　報道によれば、移籍金についてはまだ両クラブが合意に達していないようだ。だが『ガゼッタ』は、ジェノアが希望する700万ユーロをわずかに下回る金額で合意に達する見込みと伝えている。

　ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長はジラルディーノについて、次のように話した。イタリア『calcionews24』などが伝えている。

「ジラルディーノが中国のオファーを受けるかどうか、まだ分からない。彼が残留すると決めたら、我々は彼を引き留め続ける。逆にもしもオファーを受けるなら、我々には代案があるよ」

　なお、ジラルディーノが移籍した場合の代役として、ジェノアはFWマルコ・ボリエッロに関心を抱いていると言われるが、プレツィオージ会長はこう述べている。

「代役は彼じゃないだろう。我々はチームを若返りさせたいと望んでいる。(ジラルディーノを放出した際の)移籍金は若いストライカーの獲得にあてられるだろうね」

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