すでにプレ契約を結ぶ?

　レアル・マドリーに所属するドイツ代表MFサミ・ケディラは、バイエルン・ミュンヘン移籍に近づいているのかもしれない。

　今季終了時にマドリーとの契約が満了となるケディラ。だが、契約延長に向けての交渉は進んでおらず、来夏フリーで移籍する可能性が高まっている。

　スペイン『ラルゲロ』や『アス』などによると、ケディラはすでにバイエルンとプレ契約を結んでいるという。ジョゼップ・グアルディオラ監督がドイツ代表MFの加入を好意的にとらえていること、バイエルンが選手の要求する条件を契約に盛り込む準備があることで、プレ契約にサインしたと報じられている。

　マドリーは昨年、ケディラがひざの重傷を負って長期離脱を余儀なくされていた間に、同選手に契約延長のオファーを出していた。ドイツ代表MFに対する信頼を表すものだったが、そのオファーは受け入れられず。その後MFトニ・クロースやMFハメス・ロドリゲスの獲得やMFイスコの台頭などがあったことで、マドリーにおけるケディラの重要性は失われており、移籍を容認するとみられる。

　ケディラは2010年にシュトゥットガルトからマドリーに移籍した。昨季までに公式戦140試合に出場したが、今季は負傷の影響もあり公式戦6試合出場にとどまっている。

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