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モウリーニョ、イングランド代表監督就任を妻の助言で諦めていた

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ポルトガルからもオファーはあった

 チェルシー監督ジョゼ・モウリーニョには、イングランド代表監督に就任する可能性があったという。だが、ある人物の助言で、違う道を選ぶことにしたようだ。

 モウリーニョ監督は、母国ポルトガルの代表チームを率いる可能性があったという。何度もオファーはあったが断り続け、一度あった就任のチャンスも消えたという。『BTスポーツ』の番組内で語った。

「彼ら(ポルトガル・サッカー連盟)は何度も私の獲得を試みたが、私が受け入れたのは1度だけだった。パートタイムの仕事だったからね」

「クラブと代表チームを同時に率いたかった。当時は、(代表監督を)引き受けたかった。だが、当時の会長が私を代表チームの仕事に行かせないと決めたんだ」

 さらには、こちらも高い評価を受けているイングランドで、代表監督就任を考えたことがあるという。

「その瞬間のことをはっきりと覚えている。次のイングランド代表の試合がパリで行われる時だった。フランスとイングランドの親善試合だよ。すでに誰を選んで、誰を起用し、どう戦うかを考えていた」

「妻が来て言ったんだ。『次の試合はいつ? 2か月後なのね。その2か月間、何をしているの? 何をして、何を考えるの?』。そして、こう言ったんだ。『忘れなさい。あなたの仕事じゃないわ。おそらくあと20年はね』」

 日々、選手たちと接して日々の練習やプレッシャーが大好きだというモウリーニョは、こう話した。

「妻は正しかった」

 さすがの名将も、妻には頭が上がらないのかもしれない。

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