beacon

この夏ペドロのアーセナル移籍を止めたのは…

このエントリーをはてなブックマークに追加

ルイス・エンリケの存在?

 バルセロナFWペドロ・ロドリゲスは、この夏移籍に向かっていると見られていた。しかし、ルイス・エンリケ監督の存在がペドロを残留に傾かせたのかもしれない。スペイン『マルカ』が伝えた。

 2008年にジョゼップ・グアルディオラ監督(現バイエルン・ミュンヘン)就任とともにバルサのトップチーム昇格を果たしたペドロ。グアルディオラ監督の下では主力にまで成長して、14個のタイトル獲得に貢献した。だが、昨季ヘラルド・マルティーノ監督(現アルゼンチン代表)が率いたバルサで出場機会を減少させ、今年の夏は退団の可能性が取りざたされた。

 特にアーセナルから強い関心があったとされるペドロだが、ルイス・エンリケ監督の就任に伴い、指揮官からクラブ幹部に慰留に努める要望がなされた。バルサは「ペドロについて交渉に応じることはない。アレクシス(・サンチェス)は応じられる」といった姿勢で話し合いに臨み、最終的にアレクシスが4400万ユーロで移籍することになった。

 L・エンリケ監督から定位置を保証されたわけではなく、FWリオネル・メッシ、ネイマール、ルイス・スアレスとポジションを争いながら出場機会を与えるとほどこされたペドロは、最近6試合で6得点を記録。最高の形で2014年を終えた。来年はさらなる活躍が期待されるところだ。

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP