『マルカ』が報じる

　レアル・マドリーが、クルゼイロMFルーカス・シウバ獲得に近づいているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

　マドリーは、以前からL・シウバの動向を追っていた。この夏には退団が噂されたMFサミ・ケディラの代役として獲得を検討。昨年12月にもMFルカ・モドリッチやMFハメス・ロドリゲスなど中盤に負傷者が相次いだことで、補強候補にリストアップされていた。

　だが、クルゼイロも簡単にはL・シウバを譲らなかった。マドリーが1200万ユーロのオファーを準備していたのに対して、1500万ユーロの移籍金を頑なに要求していた。この差額がなかなか埋まらず、交渉は破談に終わったかに見えた。

　そんな中、状況が変わり得る出来事が起こったようだ。マドリーMFアシエル・イジャラメンディにアスレティック・ビルバオが関心を寄せ、移籍金2500万ユーロ前後のオファーを用意しているという。これにより、マドリーはイジャラメンディの代役を立てる必要性に加え、L・シウバ獲得に向けた差額を賄える可能性が出てきた。

　L・シウバの父親であるミゲル・ビエイラ氏は21日、ブラジルメディアに対して息子のマドリー移籍に関する交渉が進展していることを認めた。マドリー側は選手に6年半の契約を用意。早ければ来週にもマドリッドに到着し、入団会見が行われる模様だ。

　これまで何度も関心が伝えられながらも実現しなかったL・シウバのビッグクラブ移籍だが、ようやく取引成立に向かっているのかもしれない。

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