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シメオネはバルサを称える、「以前よりずっと強力なチームに」

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[1.28 コパ・デル・レイ準々決勝第2戦 A・マドリー2-3バルセロナ]

 コパ・デル・レイ準々決勝第2戦が28日に行われ、アトレティコ・マドリーバルセロナに2-3で敗戦し、2戦合計2-4で敗退が決まった。

 試合後『マルカ』によると、A・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は「選手たち皆に誇りを抱いているよ。前半戦は格別だった。熱気に包まれていて、とても張り詰めた試合だった。ボールが跳ねてしまうことで難しい試合になったね」と試合を振り返った。

 この日のA・マドリーは、開始38秒にFWフェルナンド・トーレスが右足シュートを突き刺して、先制に成功。同9分に追いつかれるも、同28分に再び2-1とリードを奪った。しかし前半37分にオウンゴールで失点すると、同41分にはカウンターから3失点目を喫し、2-3と逆転を許してしまった。

 なんとか追いつきたいA・マドリーだったが、ハーフタイムにはMFガビが退場。数的不利になると、さらに後半39分には2度目の警告を受けたDFマリオ・スアレスが退場した。その結果、9人での戦いを強いられると、2-3のまま試合を終えた。

 シメオネ監督は「負傷している選手を抱えていることや、R・マドリー戦が控えている状況で、バルセロナ戦を迎えた。後半戦は私の判断で、選手たちにはゴールを果敢に取るのではなく安全に回すようにプレーしてもらった。私は監督であり、このクラブの将来にとって何が最も大切なのかを決定する必要がある。私たちにできるベストは尽くした。私にとって、試合は前半戦で終わっていた」とコメント。

 2戦4発を奪って準決勝進出を決めたバルセロナについては、「バルセロナはスアレスが加入したことで、以前よりもずっと強力なチームになっている」と賞賛した。


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