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デシャン監督とナスリの緊張解けず…契約延長の夜にナスリが口撃

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 フランス・サッカー協会(FFF)は12日、ディディエ・デシャン監督との契約を延長すると発表した。母国開催のEURO2016の後、2018年ロシアW杯まで指揮を執ることが決定している。

 しかし、この報に喜んでいない人がいるようだ。同国“元”代表のFWサミル・ナスリ(マンチェスター・シティ)だ。ナスリは同監督が率いた昨夏のW杯フランス代表メンバーから落選。「気持ちの準備はしていたが、ショックだ」などと不満を示し、さらに恋人のアナラ・アタネスさんがツイッターでデシャン監督らを罵倒。FFFとデシャン監督が法的措置を検討するなど、譲らない姿勢を見せていた。

 デシャン監督の契約延長が発表になった夜、『レキップ』のインタビューに応じたナスリは「彼は偽善者だ」と発言。「W杯に行けなかったことは、僕のキャリアの最大の悲しみだ。傷ついたね。忘れるころはできないよ。デシャン監督は男らしく振る舞うべきだった。『君はW杯には行けない。不満があるかもしれないが、決定したことなんだ』と、直接言うべきなんだ」と、怒りを抑えるどころか増幅させている。また、27歳FWは代表引退についても、「別の監督になっても、もう戻ることはない」と強調している。

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