beacon

アギーレ周辺で新たな八百長疑惑か スペイン当局が昨季のエスパニョール戦を注視

このエントリーをはてなブックマークに追加

 スペインで騒がれている八百長疑惑は、日本サッカー界にも大きな影響を及ぼした。その八百長問題が、さらなる広がりを見せるのかもしれない。

 日本サッカー協会は1月、日本代表のハビエル・アギーレ前監督との契約を解除した。2011年5月、当時率いていたサラゴサがレバンテと対戦した際に、アギーレ氏が八百長に関与したとして告発され、裁判所が訴追を受理したことを受けての対応だった。

 だが、アギーレ氏が関わったチームに絡む新たな八百長疑惑が浮上したという。

 スペイン『マルカ』は17日の一面で、「スペインサッカーが再び揺れる、新たなスキャンダル」との見出しで報じた。「反汚職局はオサスナのイレギュラーを調査するとともに、エスパニョール戦のドローで八百長があったかを調べる」と伝えている。

 これによると、スペインの反汚職局は、昨季のリーガ第37節エスパニョール対オサスナの一戦で八百長があった可能性を調査しているそうだ。アギーレ氏は当時、エスパニョールを率いていた。

 エスパニョールの1部残留が確定したこの一戦は、1-1のドローに終わっている。オサスナはこの試合で残留への望みをつないだが、最終節で2部に降格した。

 アギーレ氏が関連しているかなど、詳細はまだ不明だ。だが、「新たなスキャンダル」は、スペインサッカー界をさらにぐらつかせるかもしれない。

▼関連リンク
リーガ・エスパニョーラ2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP