チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、マンチェスター・シティの敗戦でプレミアリーグ優勝に向けてさらに優位な状況となりながらも、シティやマンチェスター・ユナイテッドもまだタイトルレースから脱落したわけではないと主張している。

　チェルシーが1日にトッテナムとのキャピタル・ワン・カップ決勝を制してタイトルを獲得する一方で、ほかのチームはプレミアリーグの試合に臨んだが、2位シティがリバプールに敗戦。チェルシーは戦わずしてリーグ制覇にも前進することになった。

　レスター戦の延期で1試合を多く残しつつ、チェルシーは2位シティと5ポイント差のまま。だが、モウリーニョ監督はまだ安心はしていないようだ。トッテナム戦後のコメントをイギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

「まだ我々にも難しい試合が残っているし、シティにも難しい試合が残っている。ユナイテッドは9ポイント差で3位だろう?(実際には10ポイント差で4位)　彼らもタイトルレースに残っている。リバプールも(シティに勝つことを)私は予想していたよ」

　キャピタル・ワン・カップ優勝については、チェルシーでのタイトル獲得を経験していなかった新世代の選手たちにとって特に重要なものだと述べた。

「私にとって、タイトルなしで生きるのは難しいことだ。自分自身にタイトルを与えることが必要なんだ。私にとっても選手たちにとっても大事なことだ。クラブにとってはカップを1つ追加しただけでも、新たなチームにとっては最初の1つだ」

「ペトル・チェフ、ジョン・テリー、ディディエ・ドログバがいて、そのほかはみんな新しい世代に属する選手たちだ。だからチームとしては非常に、非常に重要なものだよ」

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