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ミランが狙うのはエンポリの監督と司令塔の同時獲得? クラブは接触を否定

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 エンポリのファブリツィオ・コルシ会長は16日、ミランがマウリツィオ・サッリ監督とMFミルコ・バルディフィオーリに関心を抱いていると明かした。ミランは接触を否定している。

 フィリッポ・インザーギ監督の進退が騒がれ続けているミランは、いずれにしても来季から新たな指揮官を招へいすると言われている。その候補に挙がったのが、昨季エンポリを昇格に導き、セリエBの年間最優秀監督賞を受賞したサッリ監督だ。

 サッリ監督は司令塔のバルディフィオーリを軸にチームをつくっており、ミランは指揮官とともに同選手にも興味を示しているという。バルディフィオーリにはナポリも強い関心を示しているが、ミランはサッリ監督との「ダブル獲得」を狙っているとの噂が絶えない。

 コルシ会長は16日、イタリアメディアで次のように述べた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

「ミランが彼らに関心を抱いているか? 私はそうだと思う。そうじゃなければ、こんな騒ぎにならないだろう。ヴァルディフィオーリに関しては確実だね。サッリもほぼ確実だ。ただ、私は今のことを考えたい。選手たちの周辺を混乱させるわけにはいかないよ。これからの2カ月でうまくやらないと、我々はすべての仕事を台無しにしてしまうんだ」

 ミランは16日にエンポリから近いフィレンツェでフィオレンティーナと対戦しており、コンタクトがあるのではと噂された。だが、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOはこれを否定し、「サッリとの会談はないし、どうしてこの噂が続くのか分からない」と話している。

 その後、フィオレンティーナ戦で1-2と逆転負けを喫したミランだが、イタリアメディアは現時点でインザーギ監督解任の兆しはないと報じている。

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