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モイーズ:「我々は必要以上にプレミアリーグを持ち上げすぎていたのかもしれない」

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 ソシエダデイビッド・モイーズ監督は、欧州の大会でのイングランド勢の低迷について、長年見てきた中で最悪の状況だと考えを述べている。

 今季はチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)ともにベスト16でイングランド勢が全滅。3チームがCL8強に勝ち進んだスペインなどには大きく水を開けられている。

 資金面では他国のほとんどのクラブに対して優位に立ちながらも結果につながっていない状況について、モイーズ監督はイギリス『BBC』で次のように語った。

「我々は必要以上にプレミアリーグを持ち上げすぎていたのかもしれないね。今年のプレミアリーグは、私が長年見てきた中でもおそらく最も良くないものだと思う」

「もちろんスペインのトップクラブは大きな出費をしている。だがトップ以外のチームには不可能なことだ。アトレティコ(・マドリー)は何年も経済的な問題を抱えながら決勝まで進むことができた。バレンシアやビジャレアルもELでかなり勝ち進んでいる」

 自身のように、イギリス人監督がもっと他国で経験を積むことも必要なのではないかとモイーズ監督は付け加えた。

「非常に多くの外国人監督が輸入されているが、輸出は十分ではない。だが私は、イギリス人の監督たちはほかのどの国にも負けないほど優れていると考えている」


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