11日にクープ・ドゥ・ラ・リーグ(フランスリーグカップ)決勝が行われ、パリSGがバスティアに4-0と快勝した。PSGは2年連続5度目の優勝である。

　リーグアンで首位を走るPSGは、早々と大きなリードを手にした。20分、イブラヒモビッチが左から中央にパスを出すと、ラベッシが走り込んでこれを受け、ペナルティーエリアに侵入。ここでDFのファウルを受けてPKを得ると、ファウルをしたスキラシにはレッドカードが提示された。このPKをイブラヒモビッチが成功し、PSGは人数でもスコアでも優位に立つ。

　41分には追加点が決まった。右からのクロスはDFに跳ね返されたが、ペナルティーエリアの手前でイブラヒモビッチがセカンドボールを拾って右足でボレー。ゴール左下に強烈なシュートをたたき込んだ。

　80分、PSGはオリエのクロスにカバーニがヘディングで合わせて3点差とすると、アディショナルタイムにもカバーニが決めて4-0で終了。2シーズン連続でリーグカップを制した。

　国内リーグで首位のPSGは、クープ・ドゥ・フランス(フランスカップ)でも決勝に進んでおり、5月30日に2部のオセールと決勝を戦う。チャンピオンズリーグでは準々決勝まで進み、4月15日と21日にバルセロナ戦だ。