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ベニテス、シティとの合意を否定 「将来についてはまだどことも話していない」

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 ナポリラファエル・ベニテス監督は22日、来季からマンチェスター・シティを率いることが決まったとの噂を否定した。だが、ナポリともシティとも、まだ今後について話してはいないという。

 今季でナポリとの契約が満了するベニテス監督は、以前からシーズン後の退任が噂されている。一部のイギリスメディアは、マヌエル・ペジェグリーニ監督の進退が騒がれているシティが、ベニテス監督と1年契約で合意したとも報じた。

 だが、ベニテス監督は22日の会見で、次のように述べている。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「会長とは連絡を取り合っている。ビジネスプランについて話すためだ。だが、まだ会っていない。私はまだナポリにイエスもノーも言っていないよ。まだビジネスプランを見ていないからだ。メディアが報じているような、シティに対してイエスを言ったということもない。シティのことは好きだけどね。プレミアリーグでどのチームが良い仕事をしているかは分かっている」

「私は日々全力を尽くすことだけを考えている。今は全員でシーズンをうまく終えるように集中しているんだ。ナポリともシティとも、将来についてまだ話していない」

 一方で、ベニテス監督はセリエAでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得することも諦めていないと強調した。

「ヨーロッパリーグ(EL)優勝でもCLにたどり着けるが、まだ我々がリーグで2位か3位に入ることも可能だということを忘れてはいけない。最終節で我々はラツィオとホームで対戦する。だから、まだ分からない」

「ナポリはフィジカルでも強いチームであり、それは現在の3連勝だけではなく、その前も示している。ラツィオ戦のように、我々が勝利に値した試合もあったんだ」

 だが、ナポリはまず目の前の試合に集中しなければいけない。23日にEL準々決勝セカンドレグでヴォルフスブルクをホームに迎えるのだ。アウェーで4-1と快勝し、ベスト4進出は確実と言われているが、ベニテス監督はヴォルフスブルクを警戒している。

「彼らは非常に強いチームなんだ。バイエルン・ミュンヘン相手に4ゴールを奪っている。攻撃がとても危険なチームなんだよ」
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