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連敗ストップのマンUがCL出場に王手、ファン・ハールはモウリーニョに“エール”

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[5.9 プレミアリーグ第36節 クリスタル・パレス1-2マンチェスター・U]

 プレミアリーグは9日、第36節を行い、4位マンチェスター・ユナイテッドが敵地でクリスタル・パレスに2-1で競り勝った。4試合ぶりの白星で連敗を3でストップ。来季の欧州CL出場権獲得となる4位以内確保まであと1勝となった。

 前半19分、MFアシュリー・ヤングのクロスがPA内で相手のハンドを誘い、PKを獲得。これをMFフアン・マタが決め、先制点を奪った。ところが、前半40分にDFルーク・ショーが顔面にひじ打ちを受け、負傷交代。ハーフタイムには左太腿を痛めたFWウェイン・ルーニーもベンチへ下がった。

 すると後半11分に直接FKを決められ、1-1の同点。同25分にも決定的なピンチを招いたが、FWグレン・マレーのシュートはGKダビド・デ・ヘアが弾き出し、ゴールを死守した。

 守護神のビッグセーブに応えたいユナイテッドは後半32分、ヤングの左クロスからMFマルアン・フェライニのヘディングシュートで2-1と勝ち越しに成功。敵地で勝ち点3を手にした。

 ルイス・ファン・ハール監督は「普段なら選手個人のパフォーマンスについては話さないが」と前置きしたうえで、ヤングとデ・ヘアを称えている。クラブの公式サイトで指揮官は「アシュリー(ヤング)は素晴らしかった。実質、2アシストの活躍だったし、決定機も多くつくった。そして、ダビド・デ・ヘアのセーブがチームを救った」と称賛の言葉を送った。

 4位をキープしたユナイテッドは来季の欧州CL出場権獲得に近づいている。残り2試合のうち1勝すれば自力で4位以内が決まるが、早ければ10日にチェルシーと対戦する5位リバプールが負けた時点で4位以内が確定する。

 バルセロナ監督時代にアシスタントコーチを務めていたジョゼ・モウリーニョ監督率いるチェルシーの“アシスト”でCL出場権獲得なるか。ファン・ハール監督は「彼ならやってくれるはず。きっと、やってくれるはずだ」と“エール”を送っている。

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