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アンチェロッティ、リーガ優勝のバルセロナを祝福も「我々はしっかりと戦った」

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 17日のリーガ・エスパニョーラ第37節、レアル・マドリーは敵地パワー・エイト・スタジアムでのエスパニョール戦を4-1で制した。だが勝ち点4差で首位に立つバルセロナがアトレティコ・マドリーを1-0で下したため、残り1節を残した段階で優勝を逃すことになった。

 ベンチ入り禁止処分のためにエスパニョール戦をスタンドから観戦していたカルロ・アンチェロッティ監督は、試合後に2年ぶり23回目の優勝を果たしたバルセロナを祝福。しかしながら、マドリーの戦いぶりも誇っている。スペイン『マルカ』が同指揮官のコメントを伝えた。

「まずバルセロナと同業者のルイス・エンリケを祝福したい。我々が手にした結果はポジティブではないが、チームは勝利のために戦ってきた。シーズン前半を素晴らしいものとしながら、成功にはたどり着かなかったがね」

「この試合で、チームは素晴らしいリアクションを見せたね。水曜のチャンピオンズリーグ敗退から、選手たちが奮起することは簡単ではない。最後の試合にもプロ意識を持って準備したいし、最後の1分まで顔を上げてプレーに臨む。我々はしっかりと戦ったし、顔を上げていいはずだよ」

 ハットトリックを達成したFWクリスティアーノ・ロナウドについても触れている。

「重要なのはクリスティアーノがその素晴らしい仕事ぶり、そしてチームの立派な姿勢の恩恵を受けたことだ。その得点は彼だけによって決まったものではない」

 無冠で終えることになった今季については、MFルカ・モドリッチの度重なる負傷の影響が大きかったとの見解を示した。

「負傷者の続出が我々を罰することになったが、何よりもモドリッチだ。イスコ、ハメス、クロースを起用するシステムでも良いプレーを見せられ、多くの勝利を手にできた。だがモドリッチはシーズンを通して戦列を離れることになり、それが大きな損害となったんだ」


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