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アンチェロッティ復帰を諦めないベルルスコーニ「楽観的に考えている」

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 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は、レアル・マドリーを去ることが決定したカルロ・アンチェロッティ監督を再び迎え入れることを諦めてはいないようだ。

 マドリーは25日にアンチェロッティ監督の退団を正式に発表。同監督はこれに先立ち、マドリーを去る場合には1年間休養する意志を明確にしており、その理由としてオフに手術を受ける予定があることも明かしていた。

 だが、ベルルスコーニ名誉会長はアドリアーノ・ガッリアーニCEOが説得に成功することを期待している。イタリア『ラジオ・キャピタル』で次のように語ったとしてイタリア複数メディアが伝えた。

「ガッリアーニにはアンチェロッティとの間に強い結びつきがある。我々と一緒にもう一度偉大なミランを作り上げるように説得してくれることを期待しているよ。私もガッリアーニも楽観的に考えているんだ」

 アンチェロッティ監督の復帰が実現しない場合、セビージャのウナイ・エメリ監督やイタリア代表のアントニオ・コンテ監督がミラン新監督の有力候補になるとみられる。ベルルスコーニ名誉会長は代役候補の存在も認めた。

「我々はアンチェロッティと接触しているが、ほかに4人の代役を準備している。1人が国外から、そのほかがイタリア国内からだ」

 クラブの株式売却に向けた動きについては次のように述べ、必ずしも過半数を売却する意図はないと主張した。

「ミランを売ろうと考えたことはない。私はずっと、ミランを再び偉大なクラブとするために必要な、経済面の努力を助けてくれる誰かを探してきた」

「今のところ、そういう協力者は見つけ出していない。現在のサッカー界では多くのことが変わっている。非常に裕福な者たちが入ってきて、ひとつの家族でやっていくことはできなくなった」

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