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ドルトムントのトゥヘル新監督が就任会見「このチームには高いクオリティーがある」

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 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは3日、トーマス・トゥヘル新監督の就任会見を行った。ユルゲン・クロップ前監督の後任となったトゥヘル氏は、マインツで5年間指揮を執った後に2014-15シーズンは休養。ドルトムントで“現場復帰”となる。

 独紙『キッカー』によると、トゥヘル新監督は「ドルトムントの監督になれたことをとても嬉しく思っている。休養している間、私はビッククラブ、伝統のあるクラブで監督を務めたいと思っていた。ドルトムントは現在、上位4クラブとの差を埋めなくてはならない立場にある。もちろん挑戦者という立場でも指導をしていきたいと思ってる」と意気込みを語った。

 会見にはクラブのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)も出席。トゥヘル氏の監督就任については「理にかなった決断だった」と説明した。

 新監督は選手たちに対しては「より一層献身的にプレーし、気持ちを引き締めていこう。懸命さや情熱、意欲や粘り強さ。上位4クラブに意識させるようなチームになろう」と伝えたという。

 MFイルカイ・ギュンドアンら一部主力選手の移籍も取り沙汰されているが、指揮官は「このチームには高いクオリティーがある。まずはどういう感じなのかみてみたい」と話すに留め、補強の必要性については多くを語らなかった。

 「私は若く、とても情熱的なタイプの監督だ。ドルトムントのファンや街、そしてここにある“アツさ”を感じることができるのを楽しみにしているよ」。ドルトムントを率いる新指揮官は笑顔で語った。

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