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S・ラモスがついにレアル・マドリー退団を決断か、スペインメディア報じる

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 スペイン『アス』電子版は、DFセルヒオ・ラモスレアル・マドリー退団を決断したことを報じた。

 S・ラモスは難航しているマドリーとの契約延長交渉において、クラブ側から情報が洩れ、自身が年俸アップにプライオリティーを置いているとファンに認識されることを嫌悪していたという。先にはバルセロナの会長選に立候補したジョルディ・マホ氏が仲介人を通してS・ラモスの獲得を勧められたと発言したが、同選手はマドリーがその情報を否定するなど擁護する動きを見せなかったことを受け、ついに退団に踏み切るようだ。

 『アス』曰く、S・ラモスはビセンテ・デル・ボスケ監督、フェルナンド・イエロ氏、ラウール・ゴンサレス、また今夏に退団の可能性があるGKイケル・カシージャスのようにマドリーから追われることを望んでおらず、自らの意思でクラブを後にする考えを固めている模様。そのため移籍先での年俸については、現在マドリーで受け取っている600万ユーロをオファーするクラブがあれば、それを受け入れる意向と見られている。

 なおS・ラモスとマドリーの契約解除額は2億ユーロに設定されているが、同選手は同額を引き下げるためにクラブとの交渉に臨む考えとされる。『アス』はS・ラモスの移籍先候補として、センターバックの補強を目指すマンチェスター・ユナイテッド、またパリ・サンジェルマンを挙げている。

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