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マンU、またもバイエルンの選手を狙う 生え抜きMFに食指

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 今シーズン、マンチェスター・ユナイテッドはMFバスティアン・シュバインシュタイガーバイエルンから獲得した。しかし、ルイス・ファン・ハール監督の率いる赤い悪魔は、さらにもう一人、バイエルンの生え抜き選手を加えたいようだ。

 ユナイテッドが獲得を目指すのは、ドイツ代表のFWトーマス・ミュラーである。バイエルンは放出を否定しているが、イギリス『ガーディアン』によると、ミュラー自身はユナイテッド移籍に前向きだという。そして、ユナイテッドもミュラー獲得移籍に向けて、8000万ユーロを準備しているようだ。

 昨夏にバイエルンと5年契約を結び直したばかりのミュラーだが、ユナイテッドは現在のほぼ倍額となる週給26万5000ポンドを支払う用意があるようだ。ファン・ハール監督は新シーズンを4-3-3で戦おうとしており、最前線でどのポジションもこなすミュラーは、チームにフィットできるだろう。

 ミュラーは、バイエルンの下部組織育ちで、ファンから絶大な人気を誇る。しかし、ジョゼップ・グアルディオラ監督との関係は理想的なものではない。昨シーズン、グアルディオラがミュラーを先発から外した際には、スペイン人指揮官はファンから非難の口笛を浴びせられた。最近も練習場で口論する場面が見られたという。

 すでにシュバインシュタイガーを放出しているだけに、バイエルンがミュラーの移籍に応じる可能性は低いだろう。カール・ハインツ・ルンメニゲCEOもファンに「この移籍市場でユナイテッドに放出するのは一人だけ」と約束している。

 大方の予想通り、ミュラーは残留することになるのか。それとも、シュバインシュタイガーの後を追うのか。まだまだ移籍市場から、目を離すことはできない。

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