マンチェスター・ユナイテッドGKビクトール・バルデスは、ベジクタシュへの移籍に近づいているのだろうか。すでに移籍は合意に達し、まもなく決定する見通しとも報じられている。

　昨夏バルセロナを退団し、1月にユナイテッドに加入したV・バルデスだが、2年目のシーズンを前にルイス・ファン・ハール監督と衝突。「哲学に従わなかった」としてチームから外された形となり、この夏の退団は確実視されていた。

　トルコでの報道としてイギリスやスペインのメディアが伝えたところによれば、V・バルデスは2年契約プラス1年間のオプションの形でベジクタシュ入りが合意に達したとのことだ。

　7月にはアンタルヤスポルへの移籍も噂されたが、その際には本人が望んでいないとして代理人が否定のコメントを出していた。ベジクタシュ移籍が実現したとすれば、ともにフェネルバフチェに加入したMFナニ、FWロビン・ファン・ペルシーに続いてこの夏ユナイテッドからトルコへ3人目の移籍となる。

　GKの去就問題に揺れるユナイテッドは、レアル・マドリー移籍が噂されるダビド・デ・ヘアも依然として欠場中。26日に行われるチャンピオンズリーグ予選プレーオフ、クラブ・ブリュージュとのセカンドレグにもデ・ヘアは招集されず、引き続きセルヒオ・ロメロがゴールを守る見通しとなっている。

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●2015-16シーズン欧州移籍情報