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セルタ会長、ノリートへのバルサからのオファーを否定 だが契約延長にL・エンリケの影…?

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 セルタのカルロス・モウリーニョ会長は、FWノリートに対してバルセロナからのオファーは受けていないと主張し、同選手がセルタに残留することを強調した。

 ノリートは2008年から3年間バルセロナBに在籍し、現バルサのルイス・エンリケ監督の指導を受けた。その後ベンフィカグラナダを経て2013年にL・エンリケ監督の誘いを受けてセルタに加入し、エースとして活躍している。

 バルサはFWペドロ・ロドリゲスの放出に備えてノリートにオファーを出しているとも報じられていた。その後、ペドロはチェルシーへの移籍が決定。だが、モウリーニョ会長によればバルサは具体的な動きを見せてはいないようだ。スペイン『マルカ』が同会長のコメントを伝えている。

「セルタにとってこの夏の大きな騒動だと考えられるようなノリートの話題は、存在もしていなかった。我々も彼自身も、何の連絡も受けてはいない。ノリートはきわめて落ちついており、セルタのことだけを考えている」

 現在1800万ユーロに設定されている契約解除金を引き上げた上でノリートとの契約を延長することが合意に達し、まもなく発表される見通しだと伝えられている。

「ノリートの契約解除金を調整することについては、バルセロナの話が出てくる前から彼と話をしていた。契約解除金の引き上げに同意するのであれば、彼はより長期間の契約を結ぶことになる。セルタでキャリアを終えるのも論理的なことだ」

 だが、バルサ復帰の可能性が完全に消えたわけではないかもしれない。ノリートの契約解除金は9月1日から3000万ユーロに引き上げられるが、8月31日までは1800万ユーロで据え置くようL・エンリケ監督がモウリーニョ会長との友好関係を生かして働きかけたとの報道もある。この夏の移籍市場が終わって契約解除金が引き上げられる前にバルサが最後の動きを見せることもあり得るのかもしれない。

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