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ナスリについての考えを変えないデシャン「選択の責任は受け入れる」

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 フランス代表のディディエ・デシャン監督は、マンチェスター・シティMFサミル・ナスリを代表チームに招集する意志がないという姿勢を改めて明確にし、自身の決断を後悔はしていないと語った。

 ナスリは昨夏のブラジル・ワールドカップ(W杯)に向けたフランス代表に招集されず。その後同選手は代表チームからの引退を発表し、デシャン監督とはメディアを通してたびたびお互いを批判し合っている。

 デシャン監督はフランス『RMC』で、ナスリに対する姿勢について次のように語った。

「W杯に選ばなかったときから、彼をハッピーにできないことは分かっていた。だがその選択の責任は受け入れるつもりだ。自分の立場を見直すべき理由は考えられない」

「何度か招集して、そこで見たものに基づいて自分の意見を形成し、決断を下した。今はこのことについて自分に疑問を投げかけることもないよ」

 一方、今月の親善試合に招集されなかったウエスト・ハムMFディミトリ・パイェは、デシャン監督が「僕に何を期待しているのか理解できない」と選考基準に困惑する様子を見せていた。

「気にしていないよ。選手は何でも言いたいことを言うことができる。トレーニングキャンプで彼と話をして、ピッチ上で何を期待しているのかは伝えている」

「彼はそれを理解して、そのとおりにするかしないかだ。理解しない権利もある。結局のところ、それは私の問題ではない。(パイェが2得点を記録した)ニューカッスル戦を見たが、非常に技術のある選手であることは変わらない」

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