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ミランの新スタジアム計画とん挫でサン・シーロはどうなる?

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 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOとインテルのマルコ・ファッソーネGM(ゼネラルマネジャー)は17日、スタジアム問題で両クラブの間に問題はないと語った。

 ポルテッロ地区に新スタジアムを建設する計画を立てていたミランだが、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は先日、「サン・シーロへの愛情が勝るだろう」と、種々の問題から本拠地を移転しない見込みであることを明かした。

 インテルはミランが新スタジアムを建設する場合、サン・シーロを改築してインテルだけの本拠地にする考えだったが、ミランがサン・シーロに残ることになれば、計画を変更しなければいけない。

 だが、ガッリアーニCEOはインテルと協力してスタジアム問題に取り組んでいく考えを強調した。イタリアメディアが同CEOのコメントを伝えている。

「ミランとインテルがケンカするぜいたくをすることはできない。ミランがサン・シーロに残るかどうかの話については、私からは話せないよ。私の管轄外のことだからだ。私は言われた選手を連れてくる人間だよ。そして今のところ、その連れていくところはサン・シーロだ」

 ファッソーネGMはこれを受けて、「ガッリアーニCEOとまったく同じだ」と述べている。

今シーズンのチャンピオンズリーグ決勝の開催地でもあるサン・シーロ。ミランとインテルは今後も「カルチョのスカラ座」を本拠地として使用し続けるのだろうか。

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