[9.23 キャピタル・ワン杯3回戦 マンチェスター・U 3-0 イプスウィッチ]

　マンチェスター・ユナイテッドは23日、キャピタル・ワン杯3回戦でイプスウィッチ(2部相当)と対戦し、3-0で4回戦進出を決めた。この試合に先発出場したMFアンドレアス・ペレイラが、トップチームでの初ゴールを喜んでいる。クラブ公式サイトが伝えている。

　ユナイテッドは1点リードで迎えた後半15分にゴール正面やや右側でFKを獲得。FKの蹴れる位置にペレイラとMFフアン・マタの2人が立った。「フアンに蹴らせてくれるようお願いしたら、彼が譲ってくれた。一緒に練習してきたので、彼も僕を信頼してくれたのだと思う」。マタが助走からボールをまたぎ、ペレイラが右足で放ったボールは相手の壁を越えて、ゴール直前で鋭く落ち、ゴールネットに突き刺さった。

「初ゴールをFKで、しかもストレトフォード・エンド(ホーム側ゴール裏スタンド)で決められたのは、僕にとって凄く特別なこと。夢が叶ったようだよ。家族への良い報告になるし、(ルイス・ファン・ハール)監督にもアピールできた。それにクラブのために良いプレーができたので嬉しい」

　チーム2点目を挙げたU-23ブラジル代表MFは、初のフル出場も果たし、3-0の勝利に大きく貢献。試合後にクラブ公式ツイッターで行われたファン投票ではこの試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。また、この日同じく19歳のFWアントニー・マルシャルも得点を記録。10代期待の若手の活躍がチームをさらに勢いづかせる。

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