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バイエルンDFラフィーニャがブラジル代表招集を辞退 ドイツ代表を目指すことは否定

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 バイエルンDFラフィーニャは、10月に行われるW杯南米予選の試合に向けたブラジル代表への招集を辞退した。ドイツ代表入りを目指すためとも伝えられたが、その可能性は後に否定している。

 ブラジルA代表としてはこれまで2008年と2014年に1試合ずつ親善試合に出場していたラフィーニャ。10月8日のチリ戦、同13日のベネズエラ戦に向けてドゥンガ監督からの招集を受けていた。

 だが、ブラジルサッカー連盟(CBF)は22日に公式サイトでラフィーニャの辞退を発表。「僕はいつも呼ばれているわけではなく、自分のポジションで主要な選択肢にはなれていない。ほかの選手たちが前にいる」と同選手はコメントし、ポジション争いを辞退の理由とした。

 さらにCBFは、ラフィーニャが「11年間居住しているドイツの国籍取得を望んでいる」とした上で、「選手の選択を尊重する」と述べていた。

 これにより、ラフィーニャはドイツ代表入りを望んでいるとも受け取られたが、その後同選手は『ツイッター』で次のように声明を出して真意を説明している。

「僕の決断に同意してくれる人にも、同意してくれない人にも、明確にしておきたいことがある。僕がセレソンからの辞退を要請したのは、自分が右サイドバックのポジションを争えるとは考えていないからだ。ブラジルからドイツに移るためじゃない」

「DFB(ドイツサッカー連盟)の誰とも接触はしていないし、接触したこともない。二重国籍を申請していることは、ドイツ代表でプレーしたいということを意味するわけじゃない。ただ、状況をよく考えれば、代表辞退を要請するのが適切だと感じたんだ」

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