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プティ氏:「マルシャルはアンリと比較できる」 自身もユナイテッドから誘われたが…

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 元フランス代表のエマニュエル・プティ氏は、今季マンチェスター・ユナイテッドに加入した同国代表FWアントニー・マルシャルを称賛し、かつて自身のチームメートだったティエリ・アンリ氏と比較できる選手だと語った。

 この夏モナコからユナイテッドへ移籍したマルシャルは、ここまで6試合で3ゴールを挙げるなど早速の活躍を見せている。プレースタイルや、同じモナコ出身であることから「アンリ2世」との呼び声も高い。

 かつてアーセナルやフランス代表でアンリ氏とともにプレーしたプティ氏もその評価に同意見のようだ。

「アントニー・マルシャルを比較するならティエリ・アンリとだね。彼のパワーと力みのないスタイル、それにあの走りと動き方。そして冷徹なフィニッシャーだ。シュートを打とうとするとき常に上体が開いている」

「彼は自分より経験豊富なほかの選手たちを見ながら色々なことを学んでいる子供なんだ。自分のプレーに適応しようとしているし、素晴らしいクオリティーを備えているね」

 4日にはプティ氏の古巣アーセナルとマルシャルの所属するユナイテッドが対戦。プティ氏自身もユナイテッドへの移籍のチャンスがあったが、違う選択を下したことを後悔しているという。

「ユナイテッドと契約しなかったことは後悔しているよ。どうなっていたか分からないからね。いつもキャリアより私生活をベースとして決断を下してきたが、結局いつも失敗だった。よくあることではなく2回だけだったが、その両方に失敗してしまったんだ。自分の内なる声に耳を傾けるべきだったね」

「アレックス・ファーガソンから2度電話を受けて、ユナイテッドに来るよう説得を受けた。当時は(ライアン・)ギグスや(デイビッド・)ベッカム、(ポール・)スコールズに(ロイ・)キーンなど、傑出した選手たちがそろっていた。一緒に中盤でプレーできたら素敵だっただろうね。結局元妻の言葉を聞いて、チェルシーに行ったんだ。悪くない選択ではあったけどね」

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