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昨年代表引退のナスリ「父が監督でもフランス代表には戻らない」

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 マンチェスター・シティMFサミル・ナスリは昨夏のブラジルW杯に向けたフランス代表に招集されず、その後代表チームからの引退を発表した。確執が噂されるフランス代表のディディエ・デシャン監督も、ナスリを代表チームに招集する意志はないと明確にしている。

 英紙『ミラー』がフランスのテレビに出演したナスリのコメントを伝えており、たとえ父親が代表監督になろうともフランス代表には戻らないと話していることを伝えた。

「たとえ僕の父親が代表監督になっても、代表に復帰はしないだろう。W杯に出場できなかった失望が大きいんだ。僕は2014年のW杯前にクラブで素晴らしいシーズンを過ごしていたけど、それでは十分ではなかったようだ。誰も悪く思っていないけど、リストを見たときは…」

 ブラジルW杯のメンバーから漏れたナスリは、代表引退を決断することとなった。代表引退発表時に「監督だけが理由ではないが、彼が監督で有る限り、呼ばれることはないと思う」とデシャン監督への不満を示していたように、今回も「僕は失敗もするし、完璧ではないけど、誰かが偉大なコーチならば選手のエゴを管理すべきだよ」と指揮官を“口撃”している。


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