今季プレミアリーグで低迷が続くニューカッスルが、1月の移籍市場でのマンチェスター・ユナイテッドGKビクトル・バルデスの獲得に興味を示しているようだ。イギリス『デイリー・スター』が伝えている。

　V・バルデスはプレシーズン中にルイス・ファン・ハール監督との関係が悪化し、チャンピオンズリーグの登録メンバーからも外されている。ベジクタシュへの移籍の可能性が報じられたこともあったが実現せず、現在はユナイテッドに残留したものの、戦力外として扱われている状態だ。

　セビージャやリバプールが獲得に興味を示しているという情報もある中、『デイリー・スター』はニューカッスルが獲得に向けて調査を始めたと伝えた。ニューカッスルは、正GKティム・クルルが10日のオランダ代表での試合で右ひざ前十字じん帯を断裂し、今季中は復帰できないことが決まっている。その穴埋めとして、実績十分のV・バルデスの補強を考えているようだ。

　今季プレミアリーグで3分5敗の未勝利で、最下位に沈んでいるニューカッスルとしては、何とか実現させたい移籍だろう。しかしファン・ハール監督は、V・バルデスのプレミアリーグのクラブへの移籍を望んでおらず、オファーが来ても拒否するのではないかと伝えられている。バルセロナで一時代を築いた守護神は、新天地に移ることができるのだろうか。

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