チェルシーMFセスク・ファブレガスは、低調なスタートを切った今シーズンのプレミアリーグでチェルシーが優勝することはまだ不可能ではないと主張した。

　昨季王者チェルシーは予想外の不調に陥り、開幕から8試合を終えた時点ですでに4敗。昨シーズンの年間3敗をすでに上回り、首位マンチェスター・シティに10ポイントの差をつけられてしまっている。

　だがセスクは逆転を諦めず、中断明けの初戦となる17日のアストン・ビラ戦から結果を出していくことが重要だと語った。イギリス『サン』が同選手のコメントを伝えている。

「リーグ優勝できると僕はまだ信じているよ。簡単ではないだろうけど、シーズンのこの段階での10ポイント差は不可能なものじゃない。去年は最初の8試合で22ポイントを獲得できたけど、今回はどのチームも少なくとも1敗はしている。マンチェスター・シティはウエスト・ハムとトッテナムに予想外の敗戦を喫したし、ユナイテッドやアーセナルも勝ち点を落とした」

「僕らの今の順位には誰も満足していないけど、シーズンの最後にこの位置にいるよりは今いる方がいいよ。大事なのはどうスタートするかよりもどう終えるかだ。まだシーズンは80%残っていて、取り戻す時間は十分にある。でも、今週末から追い上げ始めることが必要だ」

　チームの低迷によりジョゼ・モウリーニョ監督への風当たりは強まっているが、選手からの支持は失われていない。

「ジョゼはこのクラブの歴史上最高の監督だし、今の僕らが持つことができる最高の監督だ。この状況を変えるのに彼以上の監督はいないよ。いつも最善の決断をしてくれるし、もう一度僕らの最高のプレーを引き出してくれるはずだ」

---

●プレミアリーグ2015-16特集