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3連勝で初のルールダービーに臨むトゥヘル「その前にELをこなさないと」

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[10.31 ブンデスリーガ第11節 ブレーメン1-3ドルトムント]

 ブンデスリーガは31日、第11節2日目を行い、ドルトムントは敵地でブレーメンを3-1で下し、3連勝を飾った。首位バイエルンとの勝ち点差は「5」に縮まったが、トーマス・トゥヘル監督は特に意識していないようだ。クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

「順位表に関しては、自分たちの状況しか見ていない。チームも自分たちのことだけに集中できているようだ。この調子で進んでいく必要がある。まだ何も手にしていないのだからね」

 10月4日のバイエルン戦に1-5で敗れ、今季初黒星を喫したドルトムントだが、その後は3連勝と、しっかり立て直してきた。前節のアウクスブルク戦(5-1)から10月28日のDFBポカール2回戦パダーボルン戦(7-1)、そしてこの日のブレーメン戦と、3試合で計15ゴールを量産するなど攻撃陣は絶好調だ。

「前半はあまりうまくいかず、ブレーメンのカウンターを一つも止められなかった。2-1とリードしてハーフタイムを迎えられたのは、間違いなくラッキーだったね。しかし、後半の45分間についてはこの上なく満足している。チームは集中力を切らさず、何度も決定機をつくり出した。本当に満足のいく戦いだった。チームに大きな大きな賛辞を送りたい」

 次節8日にはホームにシャルケを迎えるルールダービーが待っている。「まだそれほど気持ちは高まっていないが、当然ながら、みんな試合を楽しみにしている」。就任後初のルールダービーに臨むトゥヘル監督だが、「その前にヨーロッパリーグのガバラ戦をこなさなければならない」と目の前の試合に集中している。

 5日にはELグループリーグ第4節でホームにガバラ(アゼルバイジャン)を迎える。勝てば他会場の結果次第で決勝トーナメント進出が決まる可能性もある一戦。「5日はグループステージ通過を確定させたい。今はそのことしか考えていないよ」と語った。

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