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得点力不足の指摘に怒るファン・ハール「歴史を作るには時間がかかる」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督が、メディアからの質問に憤慨した。得点力不足の指摘に対し、持論を展開している。

 ユナイテッドは10月25日のプレミアリーグ第10節、マンチェスター・シティ戦と、31日の同11節、クリスタル・パレス戦で0-0のスコアレスドローに終わった。28日のキャピタルワン杯では、2部のミドルスブラ相手に0-0からのPK戦で敗退しており、公式戦では3試合連続で無得点だ。

 こうした状況を受けて、攻撃に創造性がないとの指摘がメディアだけでなく、相手チームの選手からも出てきている。しかしファン・ハール監督は会見で同様の質問が出た際に、次のように反論した。

「今のユナイテッドは、プレミアリーグで守備はベストだが(11試合で8失点はリーグ最少タイ)、君たちは“攻撃できないのか?”と言う。それは事実ではない。今はプロセスの時なんだ。マンチェスター・ユナイテッドにも他のクラブ同様に、時代や傾向があった。我々は今、歴史を作りたいと思っているが、それには時間がかかる」

 一方でファン・ハール監督は、得点力が課題であることは認めている。3日に行われるチャンピオンズリーグのグループB第4節では、ホームでCSKAモスクワと対戦するが、接戦を覚悟しているようだ。

「サッカーでは違いを生むために得点しなければならない。我々はその点を改善しなければならず、それに追われているところだ。CSKAモスクワ戦でも得点できるといいが、とても難しいことであるのも分かっている。CSKAはとても組織立ったチームで、クリスタル・パレスのように、守備的にプレーしてくるだろう。だから難しいだろうが、得点を奪いにいく」


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