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自身初のルールダービーに臨むトゥヘル 「いつもどおりのアプローチで」

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 ドルトムントは8日、ブンデスリーガ第12節のシャルケとのダービーマッチに臨む。トーマス・トゥヘル監督は「いつもどおり」のアプローチで大一番に臨むことを強調している。

 今季からドルトムントを率いるトゥヘル監督にとっては初となるルールダービー。試合に向けた会見で指揮官は次のように語った。

「まだブンデスリーガのほかの試合と違う感情はないよ。もちろんほかの試合と違うということは分かっているのだがね。特にファンには勝利を プレゼントしたいと思っているが、私やスタッフのアプローチはいつもどおりだ」

「明日の相手は個々のクオリティーが最高級であり、トップパフォーマンスが求められることになる。そのためにはいつもどおりの準備が必要なんだ。エモーショナルになりすぎずに、自分たちの強みを生かして、できる限りの注意深さとキレのあるプレーを目指したい」

 公式戦6連勝中と好調を取り戻しているドルトムントとは対照的に、シャルケはここ5試合白星なしと振るわない。

「シャルケは感情を込めてプレーしてくるだろう。この試合をターニングポイントにしたいだろうし、結果を出すことで色々と帳消しにしたいだろうね。彼らはしばらく勝っておらず、ホルスト・ヘルト(スポーツディレクター)の去就が話題になっているからね」

 MFマルコ・ロイスは5日のヨーロッパリーグ・グループC第4節ガバラ戦で肉離れを起こし、ダービーは欠場することが確定した。

「非常に痛いことは確かだ。彼は何度もチームの先制点や2点目を決めてくれている。効果的なプレーをしてうまくスペースを見つけ、フィニッシュにも持ち込むという活躍を何試合も続けていた。我々が希望するとおりの特別なクオリティーを体現していた選手だ」

「だが、マルコがいなくとも我々には明日の試合に臨む準備ができている。先ほど彼と話をしたが、彼も同じように感じていると思うよ。欠場は悲しいことだが、明日の試合で最高級のレベルの戦いをする準備はできているんだ」

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